エネルギー医学の最前線

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【無料版】 vol.30 根本 泰行「ポラック博士の『第四の水の相』(3)」(2017/12月配信)

 

 

前回の記事で記したように、

 

私たちにとって、

 

とてもありふれた光景である

 

ガラスのコップ一杯の水について、

 

ごく最近極めて興味深い事実が

 

明らかになってきています。

 

 

 


ワシントン大学

 

ポラック博士の研究によれば、

 

ガラスの表面から

 

0.1ミリ以内の領域においては、

 

極めて薄い「層」が

 

10万層ほど積み重なることによって、

 

「ハチミツのようにドロッと」した

 

特殊な姿の水の『相』になっていること、

 

一つ一つの「層」は、

 

六角形が平面に敷き詰められた形、

 

すなわち「蜂の巣状」の構造

 

になっていること、

 

その分子構造はもはや

 

一般的なH2Oではなくて、

 

H3O2-(マイナス)

 

であることなどが

 

分かってきています。

 

 

 

そしてこの『相』こそが

 

『第四の水の相』

 

なのです。

 

 

 

 

 


その一方で、

 

コップの中の水の

 

ほとんどを占める中央部分

 

-「バルクの水」と呼ばれます-

 

には、H2Oという通常の水分子とともに、

 

H3O+(プラス)という形の

 

ヒドロニウム・イオン

 

と呼ばれるイオンが存在しています。

 

 


その結果、ガラスなどの

 

水に濡れる性質を持った

 

-すなわち親水性の-

 

表面の近傍0.1ミリの領域においては、

 

電気的にマイナスとなり、

 

より遠く離れた部分においては

 

電気的にプラスになります。

 

 

 


これらプラスとマイナスの部分に

 

電線を繋いで、

 

発光ダイオードを接続すると、

 

光ることが実験的に証明されています。

 


すなわち、ガラスのコップ一杯の水が

 

実際に電池として働いているのです。

 

 

 

 

 

この水電池から、電気(電力)を

 

永久に取り出すことができれば、

 

これはいわゆるフリーエネルギー装置であり、

 

地球上のエネルギー問題は

 

解決することになるのですが、

 

残念ながら、

 

そのようにはなっていません。

 


実は同時に、この水電池に

 

電気的エネルギーを

 

供給するシステムが働いているのです。

 

 

 

 

 

実験を重ねた結果、

 

外から来る光が、

 

この水でできた電池を

 

充電することが分かりました。

 

 

 

実験を行う部屋の中は、

 

外から来る太陽光や

 

天井燈などにより、

 

明るくなっているのが普通ですが、

 

そうした外から来る光のエネルギーによって、

 

本来は中性である水が、

 

プラスとマイナスに電荷分離した、

 

ということが分かったのです。

 

 

 

 

 

どのような種類の光が、

 

この水電池を充電する上で

 

効果的なのか調べたところ、

 

可視光も効果がありますが、

 

赤外線の光の方が、

 

可視光よりもさらに50倍ほど

 

効果的であることが分かりました。

 

 


太陽からの光は、大ざっぱに言って、

 

その半分が可視光であり、

 

残りの半分が赤外光である

 

と言われています。

 

 

 

この太陽から来る赤外線を、

 

私たちの知らないところで、

 

水は吸収して、水電池が充電され、

 

エネルギーを貯蔵していたのでした。

 

 

 

 


太陽光がまったくない夜間であっても、

 

人間の体は体温を持ち、

 

その他、机や壁や天井、

 

パソコンなどあらゆるモノが、

 

多かれ少なかれ、熱を持っています。

 

 


赤外線は熱を持っているモノから

 

常に放射されています。

 

これらの赤外線についても、

 

水は吸収して、水電池が充電されているのです。

 

 

 

 

 

 

充電されたエネルギーについては、

 

電気として取り出すことができますが、

 

電気的なエネルギー以外にも、

 

運動エネルギーなど、

 

他の形のエネルギーとして、

 

取り出すことができます。

 

 

 

 

すなわち『第四の水の相』は、

 

エネルギーを貯蔵するだけではなくて、

 

エネルギーの形を変換する、

 

「エネルギー変換装置」

 

になっているのです。

 

 

 

とても興味深いことだと思います。

 

 

 

 

 

 

根本 泰行(ねもと やすゆき)

 

合同会社オフィス・マサル・エモト代表。東京大学理学系研究科修了(理学博士)。
水が情報を記憶することを「結晶写真」という目に見える形で示した故・江本勝会長の著書『水からの伝言』と、故ジャック・ベンベニスト博士/ジェラルド・ポラック博士/リュック・モンタニエ博士などによって提案されている水に関する新しい科学的な理論との関係について、一般の人にも分かり易い形での講演を行ってきている。

 

http://www.masaru-emoto.net/jp/

 

 


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