エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【無料版】vol.100 「意識」溝口 あゆか(2019年5月配信)

 

 

フロイトが潜在意識の存在を発見したことは有名ですが、権威ある精神科医や心理学者さんの話、または心理カウンセラーさんの話を聞いていても、潜在意識がほぼノーマークになっている印象を受けます。つまり、クライアントさんが話す言葉から始まり、話す言葉で終わりというか。一方潜在意識は、体から探って行きますので、セラピーツールがどうしても必要になりますね。(フォーカシング、EFTマトリックスインプリンティングなど)

 

一般的に、原因よりも症状をどうにかしよう・・という傾向は強いでしょう。例えば、空虚感であれば、直接空虚感を癒そうとするんですね。その方法が、仕事をたくさんして紛らわすことかもしれないし、人によってはセラピーで癒そうとするかもしれません。

 

しかし、大切なことは、空虚感が出てくる「原因」を癒すことです。当たり前のことを書いているように聞こえるかもしれませんが、「あのセラピーを使ったけど、空虚感がまだある、あのセラピーは効かない」という声をそれなりに聞きます。それは、セラピーが効いていないのではなく、原因にヒットしていないんですね。

 

 

しかし、この症状だけをいじるという傾向は、医療の現場でも同じですね。癌の症状を治療する薬の開発には、膨大なお金がかけられますが、癌の原因(精神的なもの)を探る研究はあまりされていないでしょう。

 

犯罪者の心理に関しても、心理学者の分析と推測ばかりで、当の本人の潜在意識はノーマークです。また対処法としては、罰して牢にぶち込む・・・ですね。幸せな人は犯罪を犯しませんので、犯罪者の心の闇をつくった原因をきちんと癒す必要があると思うのです。

 

 

話がずれまくりました。が、このまま行きます。ここから非二元のお話です。自分を見つめたからといって悟れるという話では、まったくありませんし、別に悟りたいわけじゃないという方も多いでしょう。

 

しかし、「思い」に囚われていればいるほど、自分の思いという小さな部屋の囚人になってしまいます。特に潜在意識の場合、自分がその思いに囚われていることにすら気がつきません。また、それらの思いは感情とともに体にあり、とくにネガティブな思いや感情は重いため、自分の体が固体として、ものすごく分離して感じられてしまいます。(このへんは、またいつか詳しく書きます)

 

 

潜在意識にあるすべての思いに気づけ、という話でもありませんし、ちょっと分かりにくかったかもしれません。が、いずれにせよ自分の人生や行動を大きく支配している思いには気がついて、軽やかに生きていけると良いですね♪

 

 

 

 

 

 

溝口 あゆか(みぞぐち あゆか) 

 

早稲田大学第一文学部美術史卒。日本で10年の会社員生活を経て、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ芸術運営学修士号。 Center for Counselling and Psychotherapy Educationにて心理学を学び、心理カウンセラーの資格を取得。JMET代表EFTマスタートレーナー、また日本人唯一のMatrix Reimprinting(EFTを発展させたセラピー)トレーナーでもある。現在、心理カウンセラー&セラピストとして数多くの経験から、イギリスと日本で理論やセラピーのテクニックを教えるコースやセミナーなどを展開。また、「インテグレイテッド心理学」を提唱し、非二元(悟り)の観点からの人間の心のしくみを教えている。

 

オープン・アウェアネス・ダイアローグ
https://ayukablog.wordpress.com/

一般社団法人ハートレジリエンス協会
http://heart-resilience.com/

 

 

 

 

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