エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.85 神尾 学 -22- 「第4章「人間における魂の進化とエネルギー・システム、およびその変化」に入ります」(2016/10月)

 

 

私の担当記事では、「エネルギー医学の原点かつ原典」とも言えるアリス・ベイリー著『秘教治療』(原著タイトル“Esoteric Healing”)の紹介を続けています。

前回までの7回の記事では、(このメルマガにおける)第3章「病気の根本原因と心理的諸要素」ということで、『秘教治療』第一部・第一章「病気の心理的な原因」1~3 に当たる部分を解説してまいりますが、今回からは第4章として、「人間における魂の進化とエネルギー・システム、およびその変化」について、第一章の続き、4「弟子道の生活に起因する病気」の内容から、ご紹介させていただきます。


今日から始める第4章の7回で扱う『秘教治療』の範囲とその位置づけが明確になるよう、目次を紹介しますと、


第一部  病気の根本原因 P.25


第一章 病気の心理的な原因 P.43

 1 情緒欲求性質に起因する原因 P.53

 2 エーテル体に起因する原因 P.99

 3 メンタル体に起因する原因 P.116

 4 弟子道の生活に起因する病気 P.147
  A 神秘家たちの病気 P.148
  B 弟子たちの病気 P.153
  1 弟子に固有の問題 P.154
  2 魂との接触に付随する苦難 P.170~269


の、147ページからになりますが、最後のBの2がちょうど100ページあって異常に長く、大学生がこういうバランスの目次を作ったら、指導教官から注意されそうですが、もちろんそれは意味があってのことです。


このBの2のみ、次のような細かな項目が立てられています。


B 2 魂との接触に付随する苦難 P.170

 センターと腺組織 P.177
 七つの主要センター P.182
 肉体、現象的な外観 P.203
 七つの主要センター(続き) P.210
 エーテル体と神経系と内分泌系 P.234
 特定の部位に生み出される結果 P.245
 センターの刺激不足と過剰刺激の影響 P.255


ということで、今日はまず、「弟子道の生活に起因する病気」という訳のよく分からない名称のついた節について、これから7回もの記事を使って取り上げる必要があるのか、と疑問に思われている方もいらっしゃると思うので、それに対する回答と、この不思議な構成についてご説明し、これからの7回の展開、つまりこのメルマガにおける第4章「人間における魂の進化とエネルギー・システム、およびその変化」の7つの節の構成について、説明してまいります。



まず、この節のタイトルに、どのような意図が込められているのか? というところから、読み解いていきたいと思います。読書において、まずは目次のタイトルから全体の構成、それを考えた著者の意図を読むというのが、賢い解読法のとても重要なポイントになります

このメルマガの私の連載は、『秘教治療』のテキストに沿ってシステマティックに進めており、この問題に関しては、私の11回目の記事「『秘教治療』第1部第一章の構成(続き)」で、かなりしっかりと論じています。


第一章「病気の心理的な原因」が、「1 情緒欲求性質」、「2 エーテル体」、「3 メンタル体のそれぞれに起因する原因」ときて、その次になぜ、「4 弟子道の生活に起因する病気」という異質なタイトルが付けられているのか、という問題に関しては、そちらをご参照いただければ、と思いますが、結論を述べると、4のA・Bに関して、


 A「神秘家たちの病気」は、「(統合した)パーソナリティーに起因する病気」

 B「弟子たちの病気」は、「魂との接触に起因する原因」


とも書き換えられる、ということです。
これですと、人間を構成するエネルギー要素ということで、1~3とのつながりが明確になると思います。


ただ、単に「パーソナリティー」「魂」としなかった理由として、「進化に伴って起きてくる病気」という意味合いを込めたかった、ということがあると思われます。

 

 

 

 

 … … …(以下略)

 

 


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神尾 学(かみお まなぶ)

ホリスティックリーディング研究所所長
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 理事
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了
各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わる中で、22年前に神智学に出会い、その整合的で壮大精緻な体系に魅せられ、研究・啓蒙活動に入る。
現在は、神智学を引き継ぐ情報を伝えたアリス・ベイリーの『秘教治療』『秘教占星学』を中心に解読を進めており、古来のヨーガ哲学から最新のエネルギー医学まで、幅広い知識を駆使しての明快な解説によって、スピリチュアル界の健全化に尽力している。
著書に『秘教から科学へ』『人間理解の基礎としての神智学』『未来を開く教育者たち』(以上、コスモス・ライブラリー)、『智のフロンティア』『ホリスティック・リーディング(1・2)』(以上、ライフ137)、等。


●公式サイト:「エソテリック・サイエンス」
http://www.esotericscience.jp

●ブログ:「神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道」
http://ameblo.jp/spiken777/

 


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