このところ世間では「依存症」が話題となっていますね。様々な意見がありますが、私が特に驚いたのが、あるテレビ番組で木村太郎さんがなさったという「欧米では依存症を治すのはほぼ不可能と言われている」という発言でした。もちろん何か情報元があってのことだと思いますが、情報自体は間違っていると言わざるを得ません。
しかし、なぜそのような情報があるか?と考えれば、依存症の場合、その治療法がほとんどカウンセリングに頼っているからなのかもしれません。
私はイギリスでのEFTやマトリックス・リインプリンティング(以下MR)の勉強会によく出席しますが、何年もの麻薬依存症からMRですっかり回復した人たちやEFTに出会わなかったら今頃死んでいると語っていた元アルコール依存症のプラクティショナーの人など、多くの依存症から回復した人たちにお会いしています。
では、EFTやMRが何をやっているかというと、「エネルギーを追っかける(chasing the energy)」ことです。これは、思いではなくて「感情や感覚を追っかける」という意味です。
というのも、依存症の原因として多いトラウマ(一過性や複雑性)や長期に渡る心的なストレスなどは、感情脳と言われる大脳辺縁系に働きかける必要があるからです。医療界で使われるEMDRなども大脳辺縁系にコーディングされたショックを解除するものですが、EFTやMRも、エネルギー(感情)を追っかけることで、ピンポイントで衝動を生み出す脳の回路を解除していきます。
EFTやMRの場合、“心理学”とされるのは、単に脳に働きかけるだけではなく、タッピングをしながら適切な問いかけをすることで、抑圧されたストーリーを引出し、その人が抱えている思い込みやネガティブな記憶も塗り替えてしまうためです。
つまり、衝動が出なくなったというだけではなく、本人がまったく違う認識を持てるようになることです。
癒しの一番大切なことは、おそらく回復そのものよりも、私たちの気づきが高まり、違う目で自分や世界を見ることができるようになることだろうと思うのです。
∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞
●さらに深く学びたい方は
有料版「エネルギー医学の最前線」メルマガがオススメです
↓ ↓
energymedicine-magazine.jimdo.com
∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞
●有料版 vol.1から学びたい方はこちら●
↓ ↓
energymedicine-magazine.jimdo.com
∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞