【無料版】 vol.8 鷲巣 誠「初めてお便りいたします。」(2017/7月配信)
二枚目の犬たちもはるかかなたの景色を
いつまでも見続けていました。
大自然に包まれると、
人も動物もそのパワーに包み込まれ
瞑想状態に近い感覚が生じてきます。
私は瞑想する犬を
この時に初めて見ました。
インカトレイルを歩いていると
自然にデトックスが起こってきます。
まずゲップとオナラが出続けます。
そして嘔吐と下痢、
そして最後に
脳のデトックスとして鼻水です。
都会では、
様々な不要なエネルギーをため込みますが、
4000mの神聖な高地では
それらを自然に祓うことができるのです。
当然高地に住んでいる動物たちも
浄化されたボディー・マインドで生きています。
飼い主に病気はないかと聞いても
病気はしないとのことで、
10数年の寿命があるとのことでした。
次の二枚の犬の写真は
ペルーのリマの犬たちです。
同じ国の中で
住環境が異なるだけで
こんなに犬から受ける感覚が違います。
この犬たちは、
自分のテリトリーを守る、
警戒、
攻撃的なエネルギー
を発信しています。
次の写真は、
リマの高級住宅街のある
ミラフローレスという町の
公園で出会った、
何か様子がおかしい犬のグループでした。
話を聞いてみると何と
レスキュー犬の交換会場だったのです。
これらの犬から感じられたのは、
心身ともにボロボロで、
下のマルチーズは
様々な身体的問題があり
治療中とのことでしたが、
スピリチャル的な助けも求めています。
二年前に、アメリカ人の
ホリスティック獣医師に誘われて
4200mピークのインカトレイルを歩き、
マチュピチュまで必死で歩いたのですが、
その前後のプロセスで
犬を介して環境のエネルギーが
ボディー、マインドそしてスピリットに及ぼす
影響の大きさを知ることができました。
高地に住む犬たちには
テリトリーがないのです。
オープンハートですべてを受け入れ
平和・愛のエネルギーに満ち、
我々とハートで
容易に繋がることができます。
都会の犬はテリトリーを持ち、
大都会に住む警戒感と人間不信を感じます。
レスキュー犬には、
人間社会のすべての矛盾が
凝縮されています。
エゴ、憎悪、怒り、悲しみ、
愛のない世界です。
ペットとして飼われている犬・猫は
家庭環境・飼い主のエネルギー状態に
大きな影響を受けていきます。
次回はこれらについて話していきます。
鷲巣 誠(わしず まこと)
静岡県静岡市出身、獣医師、Ph.D (University California Davis:1986). 元ザンビア大学獣医学部外科教授、元岐阜大学教授、現アニマルウエルネスセンター(西東京市)
関連学会:比較統合医療学会理事、日本医療・環境オゾン学会理事、American Holistic Veterinary Medical Association会員
専門分野:(表:獣医外科学軟部外科;肝臓外科;現役退官)(裏:獣医伝統医療、エナジーメディシン、音叉療法、オゾン療法、NES&メタトロン療法、シャーマニックプラクティショナー、クリスタルライト療法開発中)