エネルギー医学の最前線

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【有料版】vol.11 降矢 英成 -3-「エネルギー医学とホリスティック医学 その3」(2015/3月)

 

「エネルギー医学とホリスティック医学 その3」

3.“body-mind-spirit”の視点からみた「エネルギー医学」

 


今回から、ホリスティック医学において人間観のモデルとしている“body-mind-spirit”の視点で、エネルギー医学を概観してみたいと思います。


そこで、すでに現在までに、「エネルギー医学」という枠組みに含まれる知見がどのくらいあるのかをbody、mind、spiritの順番で確認することから始めてみたいと思います。

 

 

【bodyとエネルギー/エネルギー医学 -解糖系、電子伝達系】

 

さて、現在までにbodyについてエネルギー/エネルギー医学の視点からいわれていることとして、すぐに浮かぶのが“人体のエネルギー通貨”ともいわれる「ATP、解糖系、電子伝達系」ではないでしょうか。

1分子のグルコースから好気性の解糖で、38分子のATPが産生されるあの過程です。


そうです。

「疲れたときには、すぐにATPを産生できる糖質を摂るとよい」という根拠になっていました。

「エネルギー通貨」という称号をもらっているATPに絡む一連の過程です。

中でも、この大事な通貨のATPを産生する際に登場する「電子伝達系」が大注目です。

 

人間の身体において、炭素、水素、酸素などから有機物のタンパク質、糖質、脂質ができるという「分子レベル」の働きには私たちは馴染んでいます。

しかし、「電子伝達系」は何と身体というマクロのレベルにおいて、ミクロの世界の“電子”という素粒子が作用している実例ということになります!

 

そして、この過程が行われる場所が“細胞の発電所”という、これまたエネルギー医学にピッタリの別名をもつ、かの有名なミトコンドリアです。

ここで、分子レベルの物質交換ではなく、何と素粒子の「電子」を伝達するというプロセスが進み、ATPというエネルギー物質ができるわけです。

 

1日に2,550Kcalを消費する人の場合、分子量が約500で加水分解エネルギーが7.3KcalのATPを175モル(87kg)産生しているそうです。

そして、体内に存在するATPは約100gだそうで、常に合成(エネルギー貯蔵)と分解(エネルギーとして利用)を繰り返しているそうです。

 

 

………(以下略)

 

 

 

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降矢 英成(ふるや えいせい) 

赤坂溜池クリニック院長。
東京医科大学卒業。日本心身医学会専門医。NPO法人日本ホリスティック医学協会会長。
医学生時代からホリスティック医学に関心をもち、バイブレーショナル・メディスン、フィールド、
生体マトリックス、量子場脳理論などエネルギー医学のメカニズムに関心が強い。

赤坂溜池クリニック
http://www.holisticmedicine.jp/clinic.html

ホリスティックヘルス情報室
http://holistichealthinfo.web.fc2.com/

 

 

 


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