エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.35 降矢 英成 -9- 「身体におけるエネルギー医学のメカニズム ~その4 微小管についての量子論的な解釈」(2015/9月)

 



 さて、解剖学の常識からは、「細胞骨格という地味な位置づけになっている「微小管」が、エネルギー・情報の伝達経路という視点からは注目されていることを見てきましたが、日本の研究者の中にも素晴らしい取り組みをされている方々がいます。



【「量子論」を生物─特に脳の細胞の微小管に適応したパイオニア


 日本には、湯川秀樹博士を始めとして、理論物理学素粒子物理学量子物理学の領域において優秀な研究者がいることは知られています。その中でも、カナダの大学で教授を勤められた梅沢博臣博士と高橋康博士は、物理学の最先端の「場の量子論」を生物、特に脳の働きに応用するという、大変勇気あるパイオニアの役割を果たしています。

量子論」とか「量子物理学」という言葉はよく耳にしますが、「場の量子論」は「量子場の理論」ともいい、この大自然の中に繰り広げられるいろいろな自然現象を理解する上での、もっとも基本的な考え方を与えてくれる物理理論だそうです。

特に、ミクロのスケール、量子の世界での物質の成り立ちを体系立てて調べていく素粒子論の研究には欠かせない三種の神器の一つともいわれているそうです。あとの二つは、梅沢・高橋両博士の弟子でもあり、これからご紹介する保江邦夫博士と治部眞理博士によれば、「対称性」と「頭のひらめき」だそうです、、。

“対称性”という視点は、あの南部陽一郎博士がノーベル賞を受賞するにいたった最大の業績ですので、あとで多少詳しくみていきたいと思います。「頭のひらめき」は、偉大な発見の逸話などでよく聞かれる現象ですね。

 


さて、梅沢博臣博士と高橋康博士が最初に目をつけたのは、もっとも高度な生命現象である人間の脳の記憶機構でした。今まで中心と考えていた「ニューロンの神経回路」の作用は本質的なものではなく、むしろ記憶や意識などの脳の高度な機能の本質は「量子の世界」にあると考えたのです。

もちろん、ニューロンの神経回路も脳の中にあるので、結局のところ脳はミクロのスケールでの「量子論的物理系」と、マクロのスケールでの「古典的物理系」であるニューロンの神経回路の二つが有機的に結びついた物理系である、という視点を持っていました。

 

 

 

 … … …(以下略)

 

 

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降矢 英成(ふるや えいせい) 

 

赤坂溜池クリニック院長。
東京医科大学卒業。日本心身医学会専門医。NPO法人日本ホリスティック医学協会会長。
医学生時代からホリスティック医学に関心をもち、バイブレーショナル・メディスン、フィールド、
生体マトリックス、量子場脳理論などエネルギー医学のメカニズムに関心が強い。

 

赤坂溜池クリニック
http://www.holisticmedicine.jp/clinic.html

 

ホリスティックヘルス情報室
http://holistichealthinfo.web.fc2.com/

 

 

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