エネルギー医学の最前線

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【無料版】 vol.47 根本 泰行「ポラック博士の『第四の水の相』(5) 」(2018/4月配信)

 

 

前回の記事では、約60兆個の細胞で構成されている私たちの身体の中の水は、そのほとんどが『第四の水の相』の水となっていることを説明いたしました。

 


 * * *

 


私たちの身体の中の水に関して、もう一点、驚天動地の考え方をここで紹介します。

 

それは、血液循環の仕組みについてです。

 

 


私たちは、心臓はポンプとして働いており、心臓の働きによって、血管の中の血液は全身を駈け巡っていると考えています。

 

これはまさに常識中の常識であると言っても良いでしょう。

 

 

 


ところが総延長10万キロ、すなわち地球二回り半の長さにも及ぶ私たちの身体の中の血管は、その99%が毛細血管で占められています。

 

毛細血管は赤血球の大きさよりも細いので、本来は円盤状の形をしている赤血球が、毛細血管の中を通過していく時には形が変形します。

 

元々血液にはさまざまな物質が溶けているために、粘性が高いのですが、さらに赤血球が変形しなければ毛細血管を通ることができないため、そこにはかなりの抵抗があるはずであり、血液を押し出すためには、相当なパワーが必要であると考えられます。

 

 

 


ロシアの科学者が計算したところ、毛細血管を含めて、血液を身体全体に循環させるためには、私たちが現在持っている心臓のパワーの100万倍のパワーを持った心臓が必要であるとのことです。

 

すなわち、現在の心臓の力だけでは、到底、血液を循環させることはできないのです。

 

 

 


ポラック博士は、血液の中の水に対して『第四の水の相』の仕組みを考えることによって、この矛盾を解決できることを示しました。

 

 


ポラック博士は、毛細血管に似せたものとして、親水性であり、かつ透明なプラスティックの素材でできたチューブを用意しました

 

このチューブを水の入ったビーカーの中に沈めます。

 

この時、水の動きを顕微鏡で見ることができるようにするために、ラテックスで出来た微粒子をあらかじめたくさん水の中に入れておきました。

 

 

 

次回は、この実験の結果、顕微鏡で何が観察されたのか、また、そこから導き出される興味深い仮説についてもお話しします。

 

 

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根本 泰行(ねもと やすゆき)

 

合同会社オフィス・マサル・エモト代表。東京大学理学系研究科修了(理学博士)。
水が情報を記憶することを「結晶写真」という目に見える形で示した故・江本勝会長の著書『水からの伝言』と、故ジャック・ベンベニスト博士/ジェラルド・ポラック博士/リュック・モンタニエ博士などによって提案されている水に関する新しい科学的な理論との関係について、一般の人にも分かり易い形での講演を行ってきている。

 

合同会社オフィス・マサル・エモト
http://www.masaru-emoto.net/jp/

 

 

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