エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.21 神尾 学 -6- 「エソテリック・ヒーリングを通して考える医療と教育の関係 」(2015/6月)

 

 

このメルマガにおいて、私はアリス・ベイリーの『秘教治療』という作品に基づいて、書かせていただいています。

 

なぜそれが、「エネルギー医学の最前線」というテーマに沿った話になるのか? ということは、このメルマガの第1回目に、かなり詳しく書かせていただきましたし、それ以降も補足的な説明になることを書いてまいりましたので、そのへんに疑問をもたれた方は、ぜひバック・ナンバーをお読みください。

 

 

それで前回は、同じアリス・ベイリーの『新しい時代の教育』という作品の中から、従来の医学・医療やヒーリングの考え方を超える鍵になる「秘教」という概念について語られた文章をご紹介し検討してまいりました。

 

今日はそれに続き、一般的に医学・医療にとっては周辺の問題と考えられている教育との関係を考えてみたいと思います。

 


『秘教治療』は、「これからの時代の新しい医学・医療の根本原理が書かれている本でもある」と私は考えているのですが、その中では、将来の医学・医療は本質的に教育でもある、と語られているのです。


その理由としては、次の3つが挙げられます。

 

1 医療(ヒーリング)と教育は、どちらも第2光線というエネルギー・タイプに属する営為である。


2 エソテリック・ヒーリングの観点に立ったこれからの医療では、肉体の病気治しが第一目的ではなく、病気を契機にした人間的成長が、医療関係者・ヒーラーと患者・クライアントの両方にとっての第一目的となり、それに基づく二次的な結果として、(治癒の可能性がある場合には)スムーズな治癒が起こることを目指す。


3 2で、従来の肉体の病気治しが第一目的の医療との違いは、治癒の可能性がない場合に明確になる。その場合には、患者は病気を抱えたまま余生を送るか、死に至ることが避けられない状況にあり、これまでの通常の医学・医療やヒーリングではその行為が失敗あるいは不成功とみなされることになるが、エソテリック・ヒーリングの観点に立って死を迎えるための教育と考えた場合、そういったケースでもやれることは十分にあり、成功とみなされる成果を上げることが可能である。

 

 

 

………(以下略)

 

 

 

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神尾 学(かみお まなぶ)

ホリスティックリーディング研究所所長
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 理事
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了
各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わる中で、22年前に神智学に出会い、その整合的で壮大精緻な体系に魅せられ、研究・啓蒙活動に入る。
現在は、神智学を引き継ぐ情報を伝えたアリス・ベイリーの『秘教治療』『秘教占星学』を中心に解読を進めており、古来のヨーガ哲学から最新のエネルギー医学まで、幅広い知識を駆使しての明快な解説によって、スピリチュアル界の健全化に尽力している。
著書に『秘教から科学へ』『人間理解の基礎としての神智学』『未来を開く教育者たち』(以上、コスモス・ライブラリー)、『智のフロンティア』『ホリスティック・リーディング(1・2)』(以上、ライフ137)、等。


●公式サイト:「エソテリック・サイエンス」
http://www.esotericscience.jp

 

 

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