【無料版】 vol.15 溝口 あゆか「マトリックス・リインプリンティング」(2017/9月配信)
トラウマや重度のストレス、
未解消のネガティブな感情が
どう脳や神経、細胞に影響を与えるか?
という研究や報告はたくさんあります。
例えば、
欝や依存症の原因の多くはトラウマにあり、
その場合、感情脳といわれる
大脳辺縁系が活発になり、
ものごとを把握したり、
行動を起こすことに関わる海馬が
機能しなくなることが
MRIなどで証明されています。
それでは、
脳が正常になればトラウマが解除され、
欝や依存症から解放されるのでしょうか?
エネルギー医療の観点に立てば、
私たちの体や思い、感情はもちろん、
宇宙を含むあらゆる存在すべてがエネルギーです。
オランダのBernard Kastrupという科学者は、
この量子フィールドを海に例え、
人間の個別の意識を
渦巻きのようなもの
と表現しています。
この海である量子フィールドに対して、
個の意識をローカルフィールドと呼んでいます。
そこには、
性格や性質、記憶、感情、思考などが
データとして記録されていて、
また時空も存在せず、
すべてのデータ(過去生の記憶なども)も
いまここにあります。
これは、例えば
ルパート・シェルドレイク博士の
形態フィールドという考え、
ブルース・リプトン博士の
細胞は外界の環境に反応する、
という研究などとマッチするものです。
外界の環境とは、
暑い、寒いといったものだけではなく、
その人の持つビリーフや未解消の感情、
抑圧された思いなども
細胞に大きな影響を与えます。
つまり、
フィールドの情報が変わらない限り、
細胞は同じように反応し続け、
症状が続いてしまうということです。
このフィールドの情報を変える、
つまり、
記憶にまつわる思いや感情を解放し、
新しいポジティブな情報を刷り込むことで
トラウマを解消していくツールとして、
東北や熊本の被災地でも
大いに活躍しています。
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詳しくはこちらをどうぞ
溝口 あゆか(みぞぐち あゆか)
早稲田大学第一文学部美術史卒。
オープン・アウェアネス・ダイアローグ
https://ayukablog.wordpress.
一般社団法人ハートレジリエンス協会
http://heart-resilience.com/