エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【無料版】 vol.13 根本 泰行「ポラック博士の『第四の水の相』(1)」(2017/8月配信)

 

 

さて前回の記事では、

 

トルコ・イスタンブールでイベントがあり、

 

「『水からの伝言』と『新しい水の科学』」

 

というタイトルの講演を

 

行ったことについて記しました。

 

 

 

『新しい水の科学』としては、

 

ワシントン大学

 

ジェラルド・ポラック博士の

 

『第四の水の相』と、

 

ノーベル生理学・医学賞受賞者である

 

フランスの

 

リュック・モンタニエ博士が発見した

 

DNAテレポーテーションという現象について、

 

解説させていただきました。

 

 

 

当メルマガでは、

 

まずポラック博士の

 

『第四の水の相』について、

 

分かり易く皆様にお伝えしてまいります。

 

 

  * * *

 

 

さて、ポラック博士は、2013年に

 

『第四の水の相:固体・液体・気体を超えて』(原著題名は『The Fourth Phase of Water: Beyond Solid, Liquid and Vapor』)

 

という本を出版されました。

 

 

 

水は、温度の変化によって、

 

固体の氷、普通の液体の水、

 

そして気体である水蒸気へと

 

姿を変えていくことはよく知られています。

 

 

 

これら三つの姿のことを、

 

水の『三相』あるいは『三態』と呼びます。

 

 

 

水にはこれら三つの『相』がある、

 

ということは、常識中の常識であり、

 

ほとんどの読者の皆さんは、

 

このことについて

 

今まで一度も疑ったことがないと思います。

 

 

 

しかしながら、

 

上記のポラック博士の著書の要点を

 

一言で言えば、

 

タイトルから分かるように、

 

水には『第四の水の相』とでも名付けるべき

 

新しい『相』がある、

 

ということであり、

 

もっと言えば、

 

水の本当の姿を理解しようと思ったら、

 

『三相』だけを見ていたのでは不十分であり、

 

『第四の水の相』について

 

理解することが必須である、

 

ということを主張しているのです。

 

 

 

ということは必然的に、

 

ほとんどの読者の皆さんは、

 

水の本当の姿を理解していない

 

ということになります。

 

 

 

『第四の水の相』が

 

どのような位置にあるかと言えば、

 

氷の固体と普通の液体の水の間

 

に来ることが分かっています。

 

すなわち、

 

温度が低下することにより

 

液体の水が氷になる時には、

 

必ず『第四の水の相』を通過してから

 

氷になるということ、

 

そしてまた逆に、

 

固体の氷の温度が上昇して、

 

普通の液体の水になる時にも、

 

必ず『第四の水の相』を通過する

 

ということなのです。

 

 

 

そしてまた『第四の水の相』は

 

基本的に液体なのですが、

 

とても粘っこい性質があります。

 

すなわち粘性が高いのです。

 

 

 

ポラック博士は、

 

『第四の水の相』は

 

ハチミツのようにドロッとしている、

 

と言っています。

 

 

 

それではどのようなところに、

 

『第四の水の相』は

 

実際に観察されるのでしょうか。

 

 

 

その辺りについて次回以降、

 

説明してまいります。

 

 

 

 

 

 

根本 泰行(ねもと やすゆき)

 

合同会社オフィス・マサル・エモト代表。東京大学理学系研究科修了(理学博士)。
水が情報を記憶することを「結晶写真」という目に見える形で示した故・江本勝会長の著書『水からの伝言』と、故ジャック・ベンベニスト博士/ジェラルド・ポラック博士/リュック・モンタニエ博士などによって提案されている水に関する新しい科学的な理論との関係について、一般の人にも分かり易い形での講演を行ってきている。

 

http://www.masaru-emoto.net/jp/