エネルギー医学の最前線

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【有料版】vol.105「7つの主要チャクラに関する具体論」神尾 学(2017/3月)

 

 

私の担当記事では、「エネルギー医学の原点かつ原典」とも言えるアリス・ベイリー著『秘教治療』(原著タイトル“Esoteric Healing”)の紹介を続けています。

今回は、前回に引き続き、人間をエネルギー・システムとして捉えたときに、エーテル体で最も重要な役割を果たすセンター(チャクラ)に関する情報をお伝えします。


前回は、総論的な内容だったため、今回は7つの主要チャクラに関する各論的な内容も(あまり公表してはいけないと記されているので、許されるであろう範囲で)織り込みながら、論じてまいります。


『秘教治療』のテキストとの対応でいきますと、


第一部 病気の根本原因

第一章 病気の心理的な原因
4 弟子道の生活に起因する病気
 B 弟子たちの病気
   2 魂との接触に付随する苦難


の中の、

七つの主要センター P.182

肉体、現象的な外観 P.203

七つの主要センター(続き) P.210


および最後の、

センターの刺激不足と過剰刺激の影響 P.255~269


に書かれている内容からのご紹介になります。



前回は、『秘教治療』の中ではチャクラに関して3つの様相があると述べられており、アリス・ベイリー独自の主要な情報は、最も深い部分の第1様相に関するものであることを、お伝えしました。

最も深いとは、インドで伝統的に語られている脊柱の中を流れる3つの主要な脈管=イダー・ピンガラー・スシュムナーのうち、中心を通るスシュムナーと交差する、チャクラの中心部分、ということです。

アリス・ベイリーのテキストの中で、チャクラが開いているという表現が使われるとき、このレベルで(完全ではないにしても)ある程度、開花~機能している、という意味だと思われます。

そして、そういうレベルで見ると、今の一般人は仙骨と太陽叢のチャクラしか機能していない、ということです。

このメルマガでの私の連載24回目の「霊的な進化に伴うエネルギー・システムの変化(後半)」で論じた、「チャクラとその開花」および「人類の中のグループの分類」の中で出てきたチャクラは、この第1様相での話です。



そういったことをしっかり押え、一方で例えばヒーラーが「あなたはヘッド・センターが閉じていたので、開いておきました」と語ったときのチャクラは、最も表面的な第3様相のプラーナの出入り口の話である、ということを理解しておかないと、とんでもないカテゴリー・エラーが生じます。

もし、それが第1様相の話であったとしたら、そんなことができるのはマスター(大師)かそれに近いレベルの存在ということになります。(中には、実際に自分がそういうレベルだと思い込んでいる人もいたりします。)

そして、たとえできたとしても、カルマに介入することにもなってくるため、そういう方々がそういったことをやることはほとんどありません。



というような基本的な注意事項を確認した上で、テキストの内容をご紹介していきたいと思います。


まずは、七つの主要センターが横隔膜より上の4つのセンターと下の3つのセンターに分けられ、その間に「肉体、現象的な外観」という項目が挿入されている、という何か意味深な構成について考えてみたいと思います。


横隔膜を挟んだ上下のセンターでは決定的な違いがある、という感じなのですが、それは何かというと、横隔膜より上のセンターはそれが開いたときには大宇宙とつながってそのエネルギーを小宇宙内に導入するメカニズムになっているのに対し、下のセンターにはそのような機能はなく、肉体を作る機能があるパーソナリティー・センターと言えるものだということです。

間に挿入された「肉体、現象的な外観」という項目は短いですがとても興味深いもので、エネルギー的観点から捉えた場合の肉体の最も本質的な見方が示されています。

それを受けて、横隔膜より下のセンターの中では、例えば、太陽叢センターに関して、…

 

 

 

… … …(以下略)

 


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