エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.92「脳は嘘をつく?」渡辺 奈津 -23- (2016/11月)

 

 

先日とある治療法研究会でデモンストレーションの患者さんを探しておられたので、満身創痍の私は、さっそうと手をあげて、デモンストレーション患者にしていただいた次第である。

「肩が痛いんですよう。こうして挙げても可動域がこれくらいでね」と、施術者は「ここを押すと痛いでしょう」と言って、肩周囲の筋のこわばった部位をグイグイ押してくる。

「ええ、そうです、イタタ・・」と情けない声をあげる私。

その後、「じゃあ、その痛い部分を自分で押してください」と言われるので、「はい」と素直に従おうとすると、施術者は私のその手を押しとどめて、手が痛い部分に触れさせないように邪魔をするわけである。

こちらは「あなたが、押せと言ったんじゃないの~」とばかりに一生懸命押そうとするのだが、押させてもらえない。

その時、施術者が「今痛いですか?」と聞くので、当然押せていないので「痛くないですよ」と答える。何度も同じことを聞かれ、いい加減腹がたつころ、「どうして痛くないのですか?」と聞かれ、「そりゃあ、先生が私に押させないようにされているからじゃないですか」と答えると、やっと腕を押しとどめるのをやめてくれて、「じゃあ、その場所を触ってください」とやっとお許しがでる。

すると、なんと、前はあんなに痛かったところがまったく痛くない!!なんと、魔法のように。


 結局「ここを押すと痛い」ということを一度脳が記憶すると、そのことは再度同じ試みにより確実に、いやより強調されて経験される

その最中に、「ここを押しても痛くない」という経験、情報が頭に入る。
(たとえそれが邪魔されたからにしても)

すると、脳は簡単に「そこが痛い」ということを忘れてしまう。

 

 

 

 … … …(以下略)

 

 


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渡辺 奈津(わたなべ なつ)

医療法人あすなろ会わたなべ皮膚科形成外科 理事長。
併設 ホメオパシークリニック大阪にて 波動医療 を行う。
ヒーリング・心理療法なども含め、世界中の一流の指導者に学ぶ。
25年の医師としての臨床経験から、「人とは」「生きるとは」「死ぬとは」を掘り下げてきて、
その真実をもっと人々に伝えたいという熱い思いをもつ。
著書に、「クラシカルホメオパシーガイド」など。

 

クラシカルホメオパシークリニック 医療法人あすなろ会
http://www.homeopathy-clinic.jp/

医療法人あすなろ会わたなべ皮フ科形成外科
http://www.yao-hihu.net/

 


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