エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.83 降矢 英成 -21- 「生命・生物が量子現象を起こしているメカニズムは」(2016/9月)

 

 

さて、いよいよ今回は、「生命はどのようにして、細胞の中の温かく湿った生体分子の海の中で量子コヒーレント状態を維持しているのだろうか?」という根本的な問題に迫っていきましょう。


 「コヒーレント」な状態を「維持する」ために、物理学の世界では通常、実験室という特殊な、整備された環境を設定してきたわけです。

 ところが、タンパク質やDNAなどの生体分子は、実験室で量子効果を検出するための頑丈な鋼鉄製の装置とは違い、柔軟性のある構造をしており、さらには、つねに熱運動し、周囲の分子がビリヤード玉のように衝突してくるなどの「分子ノイズ」にさらされています。

 このことから、今まで生物学の領域では量子現象は起こらないとされてきたわけですが、、、。



【生命は「分子ノイズ」にどのように対応しているのか!?】


 このいわば邪魔になる「分子ノイズ」を抑えるために、通常は次の二つの対処法がされています。

1つは、絶対零度くらいまで冷却することです。分子運動は、低温になるに従って弱くなりますので絶対零度(-273℃)くらいまで「極」低温にすることで分子ノイズを抑えられるのです。しかし、生物は30℃以上の体温があります、、、。

もう一つは、周りからのノイズを受けないように、分子版のレコーディングスタジオの中に装置を遮断する方法です。しかし、細胞の中には、そのようなスタジオなどあるわけがありません、、、。

ですので、生物の領域では、物理学の実験室と同じ方法で分子ノイズを抑えることはできないわけですが、最近になって、生命系は分子ノイズを抑えようとするのではなく、逆に“分子ノイズのビートに合わせてダンスしている”ことで対処していることが分かってきました。

“ビートノイズに合わせてダンスする” ---にわかに物理学、科学の領域の検討・思索だったものが、系、音楽の領域になってきたかのようです。しかし、「ビート」周波数と大いに関係しているものですし、「ダンス」もあるテンポ、リズムを刻むものです、、、。

これは、物理学の常識にとらわれてきた私たちにとって、まさに「目からウロコ」の現象ではないでしょうか、、。

 

 

 

 

 … … …(以下略)

 

 


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降矢 英成(ふるや えいせい) 

赤坂溜池クリニック院長。
東京医科大学卒業。日本心身医学会専門医。NPO法人日本ホリスティック医学協会会長。
医学生時代からホリスティック医学に関心をもち、バイブレーショナル・メディスン、フィールド、
生体マトリックス、量子場脳理論などエネルギー医学のメカニズムに関心が強い。

 

赤坂溜池クリニック
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ホリスティックヘルス情報室
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