エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.65 神尾 学 -17- 「第一章「病気の心理的な原因」および、個人の病気原因におけるアストラル体の重要性」(2016/5月)

 

 

私の担当記事では、「エネルギー医学の原点かつ原典」とも言えるアリス・ベイリー著『秘教治療』(原著タイトル“Esoteric Healing”)の紹介を続けています。

メルマガで予定している連載全体の中での位置づけとして、今日お届けするのは、第3章「病気の根本原因と心理的諸要素」の3回目ということになり、『秘教治療』のテキストとの対応でいきますと、


第一部  病気の根本原因 P.25


第一章 病気の心理的な原因 P.43
 1 情緒欲求性質に起因する原因 P.53
 2 エーテル体に起因する原因 P.94
 3 メンタル体に起因する原因 P.116
 4 弟子道の生活に起因する病気 P.147

第二章 集団生活から生じる原因 P.271

第三章 私たちのカルマ的な負債 P.311

第四章 いくつかの質問に対する答え P.361

 


の中の、P.43~53に書かれている第一章の序文に位置する部分からの紹介になります。


ここではまず最初に、「病気の心理的な原因」と題された第一章が、なぜ「情緒欲求性質」から始まるのか?という問題から論じ始められています。


なぜ、このテーマから始まることを問題にしないといけないのか?
考えていただけますでしょうか?

まず、「情緒欲求性質」というのは主にアストラル体と呼ばれる身体に関係する、ということはご理解いただける、ということにして、なぜ次の2つの項目タイトルが「エーテル体」・「メンタル体」となっているのに、「アストラル体という表現が使われなかったか? という問題がまず頭に浮かぶと思います。


情緒や欲求に関して、その発生の機序を考えてみましょう。
肉体・エーテル体がなかったら、情緒や欲求は浮かぶでしょうか?

専門的に今、どういう学説が主流かは調べておりませんし、肉体・エーテル体がない人間はいないので問自体が立てられない、と言われてしまうかもしれませんが、『秘教治療』第二部の死のところでは、通常の死つまり肉体・エーテル体がなくなった後、魂はアストラル体の中に入ってアストラル界に移行し、その際には、肉体的な欲求・欲望は一切なくなると語られています。

おそらく肉体・エーテル体がないと、情緒や欲求を生む一番最初の感覚刺激がなくなるので、すべてではないかもしれませんが多くの情緒や欲求は生じなくなるでしょう。


一方で、メンタル体がないと情緒や欲求はどうなるか?

原初的なものは存在すると思いますが、現在の一般人が抱く情緒や欲求は、言語や記憶・イメージ・思考の作用を受けて増幅され、それが病気の主要原因となる大きなストレスを生み出していると考えられます。

 

 

… … …(以下略)

 

 

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神尾 学(かみお まなぶ)

ホリスティックリーディング研究所所長
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 理事
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了
各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わる中で、22年前に神智学に出会い、その整合的で壮大精緻な体系に魅せられ、研究・啓蒙活動に入る。
現在は、神智学を引き継ぐ情報を伝えたアリス・ベイリーの『秘教治療』『秘教占星学』を中心に解読を進めており、古来のヨーガ哲学から最新のエネルギー医学まで、幅広い知識を駆使しての明快な解説によって、スピリチュアル界の健全化に尽力している。
著書に『秘教から科学へ』『人間理解の基礎としての神智学』『未来を開く教育者たち』(以上、コスモス・ライブラリー)、『智のフロンティア』『ホリスティック・リーディング(1・2)』(以上、ライフ137)、等。


●公式サイト:「エソテリック・サイエンス」
http://www.esotericscience.jp

●ブログ:「神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道」
http://ameblo.jp/spiken777/

 


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