エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.61 神尾 学 -16- 「第一部「病気の根本原因」を論じる立場」(2016/4月)

 

 

私の担当記事では、「エネルギー医学の原点かつ原典」とも言えるアリス・ベイリー著『秘教治療』(原著タイトル “Esoteric Healing”)の紹介を続けていますが、前回、私のメルマガ記事での展開の全体像をお伝えいたしました。

その中での位置づけとしては、今日お届けするのは、第3章「病気の根本原因と心理的諸要素」の2回目ということになり、『秘教治療』のテキストとの対応でいきますと、


第一部  病気の根本原因 P.25


-第一章 病気の心理的な原因 P.43
-第二章 集団生活から生じる原因 P.271
-第三章 私たちのカルマ的な負債  P.311
-第四章 いくつかの質問に対する答え P.361


の中の、P.25~42に書かれている第一部全体の序、あるいは概要の部分からの紹介になります。


普通、こういう位置に書かれている文章は、さらっと読みやすく本論の展開への期待を高めるものになるよう心がけられるものだと思うのですが、アリス・ベイリーの著作においては逆に、茫洋としていてつかみどころがなく、読んでいてすぐに睡魔に襲われることを意図して書かれているかのように思えます(笑)。

こういう書き方のテクニックがあったのか?という感じです。そんな本は、普通だったら絶対に売れる見込みがなく、したがって出版もされず、間違って出版されたとしてもすぐに廃版となるはずのものですが、それが出版以来版が切れず、年を経るごとに一層評価が高まって売れてきている、ということを考えただけで、通常の常識を超えた何かが働いているとしか思えません。

それはともかく、では、こういった部分をどう読みこなすのか? というと、最初に読まれる段階では、ざっと読み飛ばすしかないと思います。(アリス・ベイリーの解読法に関しては、拙著『ホリスティック・リーディング』で紹介しております。)

今でこそ、私自身はここの部分もかなり理解できていると思っていますが、ある程度分かるようになってきたのは、取り組んで2年目のときでした。それが3年目、4年目と、1年経るごとに、理解がシャープになってきます。


例えば、次のような文章があります。初めて読まれる方には、チンプンカンプンという以上に、怪しげで人を煙に巻こうとしているんじゃないか、とすら思われるかもしれません。
しかし先日、筆者が講師を務める1年間のエソテリック・ヒーリング連続講座の受講を終えられた中の、おそらく10名以上の(このメルマガも読まれている)実力のある方たちが、今では明確に、感動とともにこの文章を味わうことができるようになっていると思います。

 

 

 

 

 … … …(以下略)

 

 

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神尾 学(かみお まなぶ)

ホリスティックリーディング研究所所長
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 理事
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了
各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わる中で、22年前に神智学に出会い、その整合的で壮大精緻な体系に魅せられ、研究・啓蒙活動に入る。
現在は、神智学を引き継ぐ情報を伝えたアリス・ベイリーの『秘教治療』『秘教占星学』を中心に解読を進めており、古来のヨーガ哲学から最新のエネルギー医学まで、幅広い知識を駆使しての明快な解説によって、スピリチュアル界の健全化に尽力している。
著書に『秘教から科学へ』『人間理解の基礎としての神智学』『未来を開く教育者たち』(以上、コスモス・ライブラリー)、『智のフロンティア』『ホリスティック・リーディング(1・2)』(以上、ライフ137)、等。


●公式サイト:「エソテリック・サイエンス」
http://www.esotericscience.jp

●ブログ:「神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道」
http://ameblo.jp/spiken777/

 


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