エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.43 降矢 英成 -11- 「 エネルギー医学の基盤となる「量子生物学」 ~ブルース・リプトン『思考のすごい力』より 」(2015/11月)




 前回まで、生体において「エネルギーの伝達経路」に関するさまざまな研究を概観してきましたが、その理論的根拠として多くの研究で「量子論」「量子物理学」が基盤となっていました。しかし、生体についての検討には、やはり物理学だけでなく、「生物学」や「解剖生理学」の視点において、この量子論的な見解が欲しいところではないでしょうか。

 それが、「量子生物学」という領域になります、、。まさに、「生物」の領域を量子論量子力学の視点でみることになり、物理や化学の領域では当然とされている量子的な現象が、本当に実際の生物の領域でも起こっているのかを証明してくれることになります。

 


 今回、この「量子生物学」のテーマでご紹介するアメリカの細胞生物学者のブルース・リプトンは、新しい遺伝子学である「エピジェネティクスの推進にも一役買っている学者で、DVD『ザ・リヴィング・マトリックスにもロック歌手のようなエネルギッシュな風貌で出演していましたね!



【 細胞の“脳”は「核」ではなく「細胞膜」である 】


 まず、リプトンが注目したのは、遺伝子が生物の情報を決定しているという「遺伝子決定論でした。このことから細胞には多くの細胞小器官がある中で、細胞の“脳”にあたるのは、大事な遺伝子を納めている場所である「核」だ、という決めつけが起こったというのです、、。

 核を取り除いた細胞がどうなるか、という「除核実験」をしたところ、遺伝子がなくなるため、タンパク質が壊れても取り替えることができず、また分裂もできないので、やがては死にいたるそうです。しかし、脳をとったらすぐ死ぬはずですが、この「除核細胞」はしばらく生き続け、何と2ヶ月くらい生き続けたものもあったそうです(赤血球も、核がないのに3ヶ月くらい生きていますね)。

 除核した細胞がやがて死ぬのは「脳」を失ったからではなく、その理由は「再生産能力」を失ってしまったからであり、このことから、細胞の核は脳ではなく、細胞の生殖腺なのだ、とリプトンは言っています!

 それでは、細胞の脳は何なのか、、?

 

 

 

 

 

 … … …(以下略)

 

 

========================================

 

降矢 英成(ふるや えいせい) 

 

赤坂溜池クリニック院長。
東京医科大学卒業。日本心身医学会専門医。NPO法人日本ホリスティック医学協会会長。
医学生時代からホリスティック医学に関心をもち、バイブレーショナル・メディスン、フィールド、
生体マトリックス、量子場脳理論などエネルギー医学のメカニズムに関心が強い。

 

赤坂溜池クリニック
http://www.holisticmedicine.jp/clinic.html

 

ホリスティックヘルス情報室
http://holistichealthinfo.web.fc2.com/

 

 

∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞


有料版メルマガ、続きはこちら
  ↓  ↓

energymedicine-magazine.jimdo.com


∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞


vol.1から読みたい方はこちら
  ↓  ↓

energymedicine-magazine.jimdo.com


∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞・・・∞