【有料版】vol.33 神尾 学 -9- 「『秘教治療』の構成 と 法則 1 」(2015/9月)
私を含め、4名の執筆者によって発行しているこのメルマガ、私自身の原稿はアリス・ベイリーの『秘教治療』(原著“Esoteric Healing”)に特化して、これからかなり詳細にその内容をお伝えしていく予定です。
途中からお読みいただいている方は、4回のうちの1回を、そんな特異な本の紹介に当てるのは、バランスが悪いのではないか、と感じられるかもしれません。
その疑問に対する回答としては、「エネルギー医学の原点~原典」として欧米を中心にした海外ではヒーリング~先端医療関係者の多くからバイブルのように扱われていることとともに、そこに書かれている文章を信じるならば、今後数百年!にわたって進んでいくべき医学の方向性が示されていることなどがあり、それに関しては私の初期の記事で書いておりますので、バックナンバーをお読みいただくか、あるいはこれから末永くお読みいただいてご判断ください。
メルマガというメディアの性格上、その点、ご理解・ご了承いただければ幸いです。
さて前回は、同書の目次をご紹介しました。
通常の書籍であれば、目次をじっくりと眺めていると、どのような構成で書かれているのかが見えてきて、それによりその本を書いた著者の意図が読み取れてくるものなのですが、アリス・ベイリーの著作には、そのような配慮がなされていません。
というか、逆にちょっとやそっとでは分からないように意地悪な目隠しがされていて、それにも関わらず解読しようとする読者のチャレンジを待ち受けているかのようにも感じられます。
というのは、自分の経験からしても、何度も何度も繰り返し読み辛抱強くかじりついているうちに、徐々にそこに隠された著者の意図が浮き彫りにされてきて、なるほどそうだったのかとガッテンさせられるからです。
(翻訳が刊行されたのが2011年で、それ以来私は4年間、かじりついています。)
それで読み解けてきたことを、具体的な内容に入る以前にお伝えしておくことが、解読の手引きになると考えますので、前回示した目次から、もう一度、示させていただきましょう。
(上巻)
序文
第1部 病気の根本原因
第一章 病気の心理的な原因
第二章 集団生活から生じる原因
第三章 私たちのカルマ的な負債
第四章 いくつかの質問に対する答え
… … …(以下略)
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神尾 学(かみお まなぶ)
ホリスティックリーディング研究所所長
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 理事
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了
各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わる中で、22年前に神智学に出会い、その整合的で壮大精緻な体系に魅せられ、研究・啓蒙活動に入る。
現在は、神智学を引き継ぐ情報を伝えたアリス・ベイリーの『秘教治療』『秘教占星学』を中心に解読を進めており、古来のヨーガ哲学から最新のエネルギー医学まで、幅広い知識を駆使しての明快な解説によって、スピリチュアル界の健全化に尽力している。
著書に『秘教から科学へ』『人間理解の基礎としての神智学』『未来を開く教育者たち』(以上、コスモス・ライブラリー)、『智のフロンティア』『ホリスティック・リーディング(1・2)』(以上、ライフ137)、等。
●公式サイト:「エソテリック・サイエンス」
http://www.esotericscience.jp
●ブログ:「神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道」
http://ameblo.jp/spiken777/
●FB「神尾学公認ページ」
こちらでも講座関連情報をご覧いただけます
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