エネルギー医学の最前線

エネルギーの医学の専門家の目線で、ホリスティックにいのちと暮らしについて綴ります。https://energymedicine-magazine.jimdo.com

【有料版】vol.9 神尾 学 -3-「『普遍的なエネルギー伝導システム』を伝える『秘教占星学』と『秘教治療』の関係」(2015/3月配信)

 

 

私自身の原稿は、「エネルギー医学の原点~原典」とも言えるアリス・ベイリーの『秘教治療』を軸に語っていく予定です。
今日はその3回目になりますが、私自身のブログ「神尾学と学ぶ!スピリチュアルの王道」http://ameblo.jp/spiken777/ で今集中して紹介しております『秘教占星学』と『秘教治療』の関係について、前回に続き、書かせていただきます。


前回書きましたように、この『秘教治療』はアリス・ベイリーの全作品の中にあって、その結論部分に当たる「7種光線に関する論文」とされるシリーズの中の1冊ですが、『秘教占星学』は同じシリーズの直前に位置するものです。(2015年1月12日に開始して、最初のシリーズは昨日~3月3日まで、約50作続けました。)

両者の本質的な関係を、一番短い言葉で表現するとするならば、
「万物進化の源となる霊的なエネルギーの流れを、大宇宙において追いかけているのが『秘教占星学』であり、そこから引き続いて小宇宙の領域に導入され肉体まで伝わっていくエネルギーの流れを描いたのが『秘教治療』である」
と言って良いのではないか、と思います。


私は20年前から、アリス・ベイリーの作品目録は目にしていましたが、全24冊の作品のなかに、「占星学」や「治療」というテーマがなぜ入っているのか、正直に申しますと、しっくりときませんでした。
当時の自分の印象では、(特に「占星学」は)かなりマニヤックな分野に思えたからです。もっと重要なテーマがあるだろうに、こういった分野が取り上げられているのは、全体の構成がかなり恣意的で、テーマに対する選択も充分に吟味されていないのではないか、とも感じました。

しかし、今ではそのような印象は、まったく持っておりません。というか、すべての作品が、この時期に与えられる必然性をもった、相互の連関する啓示群であることを、確信してきました。

「占星学」や「治療」をタイトルに冠したのは、ある意味便宜的であって、アリス・ベイリーの作品を通して本当に伝えたかったのは、大宇宙から小宇宙まで、私たちの認識できる極大の宇宙から極小の宇宙までの、「普遍的なエネルギー伝導システム」であることが分かってきたからです。

それを、ただ抽象的な理論として伝えるのは味気ないので、少しでも多くの人が興味をもてるように、実際的・具体的な話題に絡めて話しをしよう、ということで、「占星学」や「治療」が一番関係する話題が多いので選ばれたのではないか、と推測しています。


したがって両書を読む場合には常に、

 

 

………(以下略)

 

 

========================================

神尾 学(かみお まなぶ)

ホリスティックリーディング研究所所長
NPO法人 日本ホリスティック医学協会 理事
東京大学工学部・教育学部、同大学院(体育学・健康教育学専攻)修了
各種身体文化および健康法・代替療法の研究・指導に携わる中で、22年前に神智学に出会い、その整合的で壮大精緻な体系に魅せられ、研究・啓蒙活動に入る。
現在は、神智学を引き継ぐ情報を伝えたアリス・ベイリーの『秘教治療』『秘教占星学』を中心に解読を進めており、古来のヨーガ哲学から最新のエネルギー医学まで、幅広い知識を駆使しての明快な解説によって、スピリチュアル界の健全化に尽力している。
著書に『秘教から科学へ』『人間理解の基礎としての神智学』『未来を開く教育者たち』(以上、コスモス・ライブラリー)、『智のフロンティア』『ホリスティック・リーディング(1・2)』(以上、ライフ137)、等。

 

●公式サイト:「エソテリック・サイエンス」

http://www.esotericscience.jp